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鼻腔内腫瘍になっちゃった。でも負けないぞ3⃣

9月25日。CT検査で鼻腔内腫瘍と発覚してから15日。麻布大学付属動物病院へ。福助は主治医が麻布大学で研究を続けている関係もあり早めの予約をとることができたが、診察1か月半待ちなんてざらにあるらしい。この段階で治療方針としては放射線治療しかないと思っていた。
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しかし、9月10日のCT画像を見た先生が『手術できそうです』と。今、麻布大学では鼻腔内腫瘍を完全切除する治療方法が行われています。摘出できるだけのものを切除して、どうしても残ってしまうわずかな部分を電子線で焼きます。ネット検索でヒットする鼻腔内腫瘍の手術といえば、「腫瘍を部分的に搔き出すことぐらいしかできない」とありますが、全部取ってしまおうとしています。
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手術はどうしても牛乳瓶1本くらいの出血が予想されるといいます。そこで、出血に備え輸血用の自己血を用意し手術日を待ちました。
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福助の場合、眼窩まで腫瘍がきていたので、この部分がどこまで切除できるかという問題はありましたが、一番気になっていたのは、9月10日からここまでの間に腫瘍がどのくらい成長してしまったかということ。顔も少し腫れはじめていましたし、最悪手術前のCT検査の結果「手術ができない」ということも考えられました。検査結果なんて待つんじゃなかった。そもそも、未だに結果出てないし……。明らかに悪いんだから。
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そして迎えた手術日9月30日。CT検査の結果手術可能。本当にうれしかった。腫瘍は眼球を押し変形させるほど成長していました。鼻水も出まくっていました。結局、手術まで福助は鼻血を出しませんでしたが……。
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さぁ、大手術です。普通は鼻面の部分にメスを入れ、頭蓋骨を外し鼻腔内の腫瘍を切除しますが、フレンチの鼻面にそんなスペースはありません。福助は腫瘍が犬歯の方まできていて頬骨も溶けていたので、そこの骨をもう少し外して鼻腔内に到達する方法がとられました。しかし、途中で大出血。出血は織り込み済みです。普通なら止血すればすぐに止まるそうです。しかし福助は違いました。血管が脆くすぐに破れてしまって血が止まらなかったそうです。臓器などもそういう状態ですから、福助はそういう体質だったのでしょう。今後気にしなければならない部分だと思っています。蛋白漏出性腸症の影響もあるかもしれません。我が家でもカツチャレンジがんばったんですけど……。
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3.5センチあった腫瘍でしたが、1センチ残し手術は中止。福助の自己血だけでは足りず他のワンちゃんからも輸血していただきました。三途の川を渡りかけました。腫瘍が残ってしまったため急遽放射線治療を開始。もともとCTで手術が出来ないとわかったら放射線治療にと決めてありました。まだ論文にしているところだという最新の手術でしたが、『大出血の可能性を考え、充分な輸血の用意を』という一文が福助の症例で書き加えられればそれでよし。おにぎりくんの福助。
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放射線治療は人間の治療に用いられるものと同じリニアックという機械です。メガボルテージ放射線が照射され、腫瘍だけに照射できるようにコントロールされています。細かい解説は他の人が書いてるので省略。副作用などを考えると少ない放射線量を多分割して照射するのが望ましいのですが、犬の場合麻酔をかけなければならないので回数が増えると同時に麻酔のリスクも増えます。週5回、4週、計20回照射ということに対応している病院も1件だけあるようです(三重県)。麻布大学は週1回、4週、計4回照射が基本との情報がネット上にありますが、相談すれば週3回、4週、計12回照射にも対応してくれます。病院のスケジュールの都合などもありますし福助は9回に分割して照射することになりました。
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放射線治療3回終わりました。放射線障害が出てくるのはこれからですし(出ないと思ってますけど)、もともと右目は白内障になってしまうだろうと言われています(ならないと思ってますけど)。さらに、どこまで楽しく過ごせるか未知数です(東京オリンピックまでは行きますけど)。福助の選んだ方法が他のワンちゃんにいいとは限りませんが、参考になれば。さぁ、やっと現実の時間に追いついた!がんばって行くぞ〜!

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by fu_ku_su_ke | 2014-10-08 07:22 | 鼻腔内腫瘍